運動や筋トレをする場所といえばジムですが、一般的にジムは「フィットネスジム」「スポーツクラブ」などで利用しますが、ここ数年で「レンタルジム」の店舗が新しく増えてきています。
レンタルジムとは何か?この記事でレンタルジムについて詳しく解説していきます。
レンタルジムとは?
レンタルジム(次世代型個室ジム)とは個室のジムを貸切で利用する制度のジムを指します。
主に時間単位で借りて、自分の好きな様にトレーニングすることができます。
小規模のトレーニングジムをパーソナルトレーニングや個人トレーニングの為に作られたジムで、完全貸切の個室だから周りを気にせずトレーニングに集中できパフォーマンスを最大限に引き出せます。
人との密接を気にせずプライベート空間としてジムを独占できる
- フィットネスクラブに通っているが、使用したいマシンや器具が中々空かず使えない
- 自分のトレーニングを他人に見られたくない
- 夜中や早朝など、自分のライフスタイルに合わせてトレーニングをしたい
- 自分のジムを持っていないがパーソナルトレーナーとして活動したい
2020年から始まったコロナ渦により大型のフィットネスクラブは休店を余儀なくされてしまい、人との接触が多い場所でのトレーニングは何かと気になる時代になりました。そんな時に新しく登場したのがレンタルジムです。
仕様は店舗によって異なる部分もありますが、レンタルジムの特徴としては完全予約制、貸切、個室、無人運営だから非接触で感染リスクが低く気軽にトレーニングできる環境となっています。
都度利用ができ、複数人での利用もできるレンタルジムが多いため、友達や知り合いと一緒に合同トレーニングやパーソナルトレーニングの場として利用されています。
レンタルジムの料金
店舗ごとにレンタルジムの料金は異なりますが、都度払いだと1時間1,000円〜1,500円が多いです。都内だともう数百円高くなるイメージです。
ジムによって回数券や定額制プランも用意されているので、ご自身の通うペースに合わせて最適なプランを選びましょう。
他にもオプション購入で機材やアイテムを利用できるレンタルジムもあります。
レンタルジムのメリット
- 他の人との接触がないため気軽に利用できる
- 人目を気にせずにトレーニングができる
- 料金が安く自分の都合に合わせて使える
- 自分のジムを持たなくても活動できる
他の人との接触がないため気軽に利用できる
レンタルジムは無人運営で行われている店舗が大半になります。
予約はスマホやパソコンで完結できるので、予約完了したら実際にお店に行き手順に従い入室します。無人運営になるので、ドアはスマートロックに対応かキーボックスの中にドアキーが入っています。
予約完了後に暗証番号がメールで送られてきて、スマートロックやキーボックスを施錠しジムに入ることができます。
予約〜入店〜来店まで一切人と接することがない為、感染症のリスクが低く気軽に利用できるのは通常のジムにはないメリットです。
人目を気にせずにトレーニングができる
完全個室の貸切で利用できるので、人目を気にせずトレーニングに集中できます。フィットネスジムだと他の人が必ずいる為、思いっきり声を出したり、鏡で体のチェックをするのが恥ずかしい場面がありますよね。
やはり他に人がいると気を使って全力でトレーニングできない人も多いはず。また、知り合いと一緒にトレーニングをしたい場合あまり大きな声で喋ったりする事もできませんがレンタルジムなら声量も気にせず会話が可能です。
レンタルジムでは些細なストレスが癌く自由にトレーニングが可能となっています。
料金が安く自分の都合に合わせて使える
レンタルジムでは都度払いでの利用がほとんどになる為、とても安く利用することができます。
通常のフィットネスジムやスポーツクラブだと、月会費や利用期間に縛りがあり利用する頻度が少ない月でも一定のお金を支払わないといけません。
その点、レンタルジムでは借りたい時間分の利用料を払えばいい為、ご自身の都合や予算に合わせて利用が可能。無駄なお金が出ていかないので経済的にもメリットが大きいです。
レンタルジムでは基本的に複数での利用が可能なので、3人で利用した場合だと人数で割ると1時間1,000円以下の格安で利用できる計算になります。
自分のジムを持たなくても活動できる
フリーで活動しているパーソナルトレーナーは多く存在していますが、自分のジムを持っていない人も少なくありません。大型のフィットネスジムでパーソナルで指導してる事も多々あります。筆者は見たのは公園の隅っこで指導してるパーソナルトレーニングを目撃したことがあります。
指導する側も指導される側も、理想は個室のプライベート空間が一番です。
自分でジムを持つ場合は最初の多額の出費がかかります。おおよその目安では初期費用に50万円〜100万円はかかる為、誰でも簡単に自分のジムを持つことはできません。
そういった方に最適なのがレンタルジムです。
完全個室の貸切だから、お客さんとワンツーマンで人目を気にせず指導できます。トレーニング機材費、家賃も支払わなくてよくレンタルジムの利用料だけでいいので、自分のジムを持たなくてもパーソナルトレーナーとして十分に活動することができます。
年々店舗数も増えているため、フリーのパーソナルトレーナーはお客様の地域に合わせて利用するジムを変えることができるなど今の時代に合わせたニーズを実現できています。
レンタルジムのデメリット
- 無人な為、機材の使い方など聞くことができない
- モチベーションの維持ができない場合もある
- 利用回数が増えると割高のケースになる事も
- 全てセルフサービスなので面倒
無人な為、機材の使い方など聞くことができない
誰もいないという部分がレンタルジムのメリットですが、時にはデメリットとなるケースもあります。
1人で利用した場合、トレーニング機材の使い方が分からないと教えてくれるスタッフがいないので困ります。説明書や運営者に質問すれば教えてもらうことはできますが、直接すぐに教えてくれる環境ではないので、1人でトレーニングをしたい人にとっては不便ではあります。
トレーニング初心者だと機材の扱いを間違ったまま使い、体を痛めてしまったり器具を壊してしまったりと、トラブルが発生する恐れもあるので注意が必要です。
モチベーションの維持ができない場合もある
人によっては他の人が運動している光景を見ることでモチベーションを維持してる人もいるでしょうか。レンタルジムは無人で誰もいない空間でトレーニングをするので、1人でトレーニングする場合はモチベーションが続かない場合もあります。
多少の刺激が欲しい人であればレンタルジムよりフィットネスクラブやスポーツクラブの方が継続的に続けれる事もあるので、その人の合う環境を見つける必要があります。
とはいえ、自分に合わなければ利用しなければ良いだけなので、月会費制や数ヶ月間の縛りがあってすぐに辞めれないフィットネスジムに比べると良心的ではあります。
利用回数が増えると割高のケースになる事も
メリットで料金が安いことについて触れましたが、1回の利用はどこの店舗も1時間1,000円〜1,500円程度になります。複数で利用して割ればお得ですが、1人で利用する場合はたくさん利用するとフィットネスジムやスポーツクラブの月会費より高くなることがあります。
全てセルフサービスなので面倒
レンタルジムは基本は全てセルフサービスになります。利用した機材の汗拭き、利用後の部屋の掃除、ゴミは持ち帰る、帰りの鍵の施錠など他のフィットネスジムやスポーツクラブではやらなくて良いセルフサービスが多い店です。
誰もいないので、機材の汗を拭かなかったり、ゴミを置いて帰ったりする悪い人もいますが、大半のレンタルジムでは防犯カメラが設置してるので、ほぼ違反者の特定はできますし、ジムの出禁や罰金の支払いを明示られるのでジムのルールはしっかり守るべきです。
レンタルジムに関する口コミ・評判
実際にレンタルジムを利用された人の口コミ評判をSNS中心に調査してまとめたので是非レンタルジム利用の参考にしてください。