ニートやフリーターでもWebデザイナーになることは可能です。
その根拠としては筆者も元ニートから独学で勉強しWebデザイナーに就職した経験があるからです。
この記事ではニート・フリーターの人がどうやってWebデザイナーになれるのか、またWebデザイナーになる為にやるべき6つの方法を紹介していきます。
現状と将来に不安を持っていてWebデザイナーを目指したいと考えてる人はぜひ最後まで読んでください。
webデザイナーになりたいけど何をどうしたらいいか分からない、独学での勉強が難しい、面接で落とされてしまう、そんな悩みを抱えている人はWebデザインスクールに通うのも1つの選択肢です。
現役デザイナーから授業を受けれるだけでなく就職や面接のアドバイスも助言してくれるのでとても心強いです。
詳しくは「Webデザインスクールおすすめ10選!失敗しない未経験からWebデザイナーになる方法」を参考にしてみて下さい。
ニート・フリーターからWebデザイナーになることは可能
20代前半は大学は留年し、就職活動もろくにせず飲食店でアルバイトをしてバイトが終われば夜中に遊びに行ったり麻雀をしたり、そのままパチスロを打ちにいったりと将来を全く考えずその時を楽しく生きる生活をしていました。
一番酷い時はバイトもせずパチスロのみで生計を立てていて、
「俺はパチプロになって生きて行く」とか訳の分からない事を言ってたのを思い出しました。
そんな筆者も22歳になった時に周りの友人は大学を卒業して就職し、遊ぶ回数も減っていきました。
なんだか自分だけが取り残されていった感がこの時ハンパ無かったです。
このままでは駄目だ!
と思い、とりあえずアルバイトから正社員になろうと思い某IT関係の会社に入社しました。
しかしこの時自分はまだ「未経験からWebデザイナーになりたい」ではなく「とりあえずパソコンが好きだからパソコンを使う、IT関係の仕事がしたい」と明確では無いあやふやな気持ちでこの会社に入ったのです。
結局この会社には2年ほどお世話になりましたが、自分のスキルアップや新しい環境で働きたいという気持ちが強くなり退社。現在はWebアプリケーション開発会社でディレクター担当をしています。
独学でWebデザイナーを目指す、何から始めればいいか分からない人は「未経験からwebデザイナーになるには?独学で勉強した全てを公開」も合わせてご覧ください。
ニート・フリーターからWebデザイナーになりたい人が努力すべき6つの極意
- Webデザイナーという職業を知る
- 勉強への投資は惜しまない
- 継続は命!毎日30分以上は勉強する
- 勉強内容や参考になった教材・サイトはメモ
- 無駄な時間を完全にシャットアウト
- 朝勉がおすすめ!無理せず息抜きも大事
① Webデザイナーという職業を知る
まずはWebデザイナーという職業は何なのか知る事が大事です
Webデザイナーと言っても会社によって扱っている仕事は違いますし、最近ではちょこっとサイトのデザインを弄れるだけで”Webデザイナー“を名乗る人もいます。
実際にWebデザイナーがどんな仕事なのか簡単に把握できる方法があります。
それは転職サイトの求人をみれば一目瞭然です。
ワークポートの募集要項には
- 職務概要(どういう仕事内容か)
- 職務詳細(具体的などんな事までするのか)
- やりがい(働く事で得られるやりがいなど)
- 事業内容(その会社がどんな事業をしているか)
かなり具体的な事まで募集内容に記載しています。
② 勉強への投資は惜しまない
これは独学でWebデザイナーを目指す人に向けてなのですが
スクールなどに行かない人はできるだけお金をかけずに独学でWebデザイナーを目指そうとしているはずです。
もちろん、金銭的に余裕がある人は専門学校に通うのが一番良い選択だと思います。
人に教えてもらう、分からない事が聞ける、勉強ができる環境が揃っているので独学より効率よく勉強できるのは間違いありません。
しかし、webデザインスクールや職業訓練校に入らなくても独学でWebデザイナーを目指せる事はできます。
独学のメリットはお金をほとんどかけずに勉強できる部分です。
ですが、勉強への投資はできるだけ惜しまずしていきましょう。
筆者が働いていたWeb製作会社の社長にから言われた言葉がずっと記憶に残っています
「お金はいくら貯めてもいつかなくなる。でも、自分が培ってきた知識、スキル、経験はいくら貯めてもなくならない。そして、それは自分の財産へとなっていくんだ。」
もちろん、無理してお金を使って専門学校に通ったりソフトや教材を買えというわけではありません。
自分が身につけた知識やスキルはこの先何十年も使える財産になるので、そこを惜しむのは勿体ないという事です。
自分の許容範囲内であれば勉強への投資は惜しまない方が良いです。
デザインのスキルを自力であげたい人は「独学でWebデザイン力を鍛える練習方法!続ければ誰でもデザイン力が上がります」を合わせてご覧ください。
コスパが良い勉強の投資方法
やはり一番コスパが良いのが本を買って勉強する事です。
Webデザイナー系の専門書は平均2,000円前後と本としては高め。
裏の値段を見て「高っ!」って思う気持ちは凄くわかります。
ですが、そこに書かれている中身はその金額以上の物がたくさん詰まっています。その中身をどううまく自分の資産に取り入れるかは自分自身です。
それにいざ買えば「高いお金を出して買ったんだからやるしかない!」と考えればやる気と程よいプレッシャーも生まれるので良いと思います(笑)
ただ、教材や参考書はただ高い物を買えば良いとは限りません。
③ 継続は命!毎日30分以上は勉強する
− ローマは1日してならず −
有名な言葉ですが深くて良い言葉ですね。
Webデザイナーだけじゃなく、何事にもおいて続ける事が大事です。
感覚を開けて長い時間勉強するより少ない時間でも毎日勉強した方が成長速度が違います。
毎日新しい事を勉強しろとは言いません。
今日覚えた事を明日またすぐに復習してみましょう。
昨日できなかった事ができたり、スピードが上がったって事が結構あります。
コードが苦手でも何か一つコードを書くだけでも良いです。
知らなかった単語を一つ覚えるだけでも良いです。
何事も続ける事が本当に重要だと思います。
④ 勉強内容や参考になった教材・サイトはメモ
メモ癖はつけるようにしましょう。
例えば教材で参考になった場所はマーカーでチェック入れたり、ページの端っこを少し折っておくとか。
サイトならブックマークやエバーノートに保存しておきましょう。
これは将来的に自分を助ける役割になります。
「あの時に覚えたあれってどんなコードの書き方だっけ?」
「このサイト構成の覚え方は凄く分かりやすくなった」
そんな事を思い出した時にすぐに見返せるようにメモは絶対に必要です。
どこかに記録が残っていれば記憶は戻せますし、常にインプット&アウトプットしていけば作業の効率もグンと上がるでしょう。
⑤ 無駄な時間を完全にシャットアウト
自分はWedザインを独学で勉強を初めてから無駄な時間が多いなと改めて気づきました。
その無駄な時間を省けば勉強する時間が増えます。
特に無駄に感じたのがテレビとスマホゲーム
そしてそのテレビをダラダラみながら時間が過ぎていき、気がつくとご飯やお風呂や明日の準備と色々としないといけない事が増えていきます。
結局、優先順位的に落とされてしまう勉強は後回し。
スマホゲームも手軽ですぐにできる反面、のめり込みすぎると何も手付かずになります。
これって勉強ができないって言い訳してる人にありがちな時間の使い方です。
あなたに問いただしてみます。
テレビとスマホゲームってそんなに大事ですか?
無くなると死んでしまいますか?
死にませんよね?平気ですよね?だったらやめましょうよ。
何も一生テレビを見ない、スマホゲームをしない、とまで言っていません。
Webデザイナーになるまでは少しだけ我慢してみませんか。その無駄な時間を削る事でWebデザイナーになれる距離は縮んでいきます。
時間は1日24時間しかなく
唯一、人類で平等な物です
どこで有効的に時間を使うか、仕事が終わってから少しでも時間を開けて勉強に使うか。
テレビやスマホゲームをしないだけでいつもより30分時間が増えた結果、1日1時間以上勉強できるかもしれません。
筆者は時間の使い方を考えたらテレビも観なくなり、スマホゲームもやらなくなりました。
時間は同じ様に使っていても
テレビ、スマホゲーム=何も残らない
勉強=スキルアップ、将来に繋がる
時間は有限って事を覚えておいて下さい
⑥ 朝勉がおすすめ!無理せず息抜きも大事
- 毎日勉強
- 少しでも空いた時間に勉強
と書いてきましたが当然息抜きも大事です。
週末ぐらいはのんびり羽目を外しても良いです。
むしろ外しましょう。
勉強も平日だけにして土日は休息にした方がバランスは良いかもしれません。
ストレスが溜まれば勉強効率も下がるしモチベーションも低下します。
よく、徹夜で寝ずに勉強する人がいますが長期的にみるとコストパフォーマンスはよくないです。時間がないからその様にやっているのかもしれませんが、夜遅くまで勉強するなら朝いつもより少し早く起きて勉強する方が絶対に良いです。
科学的にも勉強に最適な時間と認められています。
さらに、朝だと仕事や学校に行かないといけない時間制限があるので、限られた時間の中で勉強しようとなります。人間はどうしても時間がありすぎるとダレてしまう生き物ですからね。
ニート・フリーターで未経験からWebデザイナーになった筆者の経歴紹介
20歳
大学2年の時に留年が決まり退学
21歳
平日はパチスロで生計を立てていた
実質ニートのパチンカスでした
22歳
ダラダラと遊んで毎日を過ごしていたが流石に将来が不安になり昔からパソコンが好きだったのでIT関係の会社に就職したいと思い就活をするが何処にも採用されず、アルバイトから正社員を目指す事にし某IT関係の会社に入社
23歳
一年ほど働き正社員の話を持ちかけられるが明らかにグレーな会社だった為断る
時給が良かったので辞めれず、もう一度しっかり自分のやりたい事を考えた結果Webデザイナーになりたいと決め独学で勉強を始める
働いていた会社が倒産を機に本格的にWebデザイナー志望で就活をする
24歳
アルバイトからでしたがWeb制作会社に就職
未経験からWebデザイザーになる事ができました
早く一人前になる為に毎日勉強の日々
晴れてアルバイトから正社員となり、プロのWebデザイナーになる
毎日、勉強・仕事の日々に終われるが人生で一番頑張っていた時期でもある
ニート・フリーターでもWebデザイナーになることは可能です
20代前半は大学は留年し、就職活動もろくにせず飲食店でアルバイトをして
バイトが終われば夜中に遊びに行ったり麻雀をしたり、そのままパチスロを打ちにいったり
と将来を全く考えずその時を楽しく生きる生活をしていました。
一番酷い時はバイトもせずパチスロのみで生計を立てていて、
「俺はパチプロになって生きて行く」とか訳の分からない事を言ってたのを思い出しました。
そんな筆者も22歳になった時に周りの友人は大学を卒業して就職し、遊ぶ回数も減っていきました。
なんだか自分だけが取り残されていった感がこの時ハンパ無かったです。
このままでは駄目だ!
と思い、とりあえずアルバイトから正社員になろうと思い某IT関係の会社に入社しました。
しかしこの時自分はまだ「Webデザイナーになりたい」ではなく「とりあえずパソコンが好きだからパソコンを使う、IT関係の仕事がしたい」と明確では無いあやふやな気持ちでこの会社に入ったのです。
結局この会社には2年ほどお世話になりましたが、会社の人達はとても良い人達でしたが仕事をしていて楽しいと感じた事は無く、しかも少しグレーな会社だったので正社員の話を頂いた時も断りました。
そこから1週間ほど
- 自分は何になりたいんだろう?
- 何がしたいんだろう?
と真剣に考え、初めて自分自身の将来に向き合ったのです。
自分が本当にしたい仕事って何だろう?
- 自分は小さい時から絵を描く事が好きだった
- とにかくゲームや携帯やら新しい物が昔から好きだった
- 中学生の頃からパソコンを使っていてホームページも作っていた
- 毎日同じ事の繰り返す仕事が嫌、仕事をするなら達成感がほしい
- 周りの人から「良いなー」「カッコイイなー」と言われる職業になりたかった
- 他人に憧れられるサイトを作ってみたいと思った
初めて自分自身の将来に向き合い、そして行き着いた答えがWebデザイナーでした。
そこからはWebデザイナーになる為Webデザイナーである先輩達のブログなどを読んで参考にし
デザイン関係、HTML/CSSのコーディング関係など、Webデザインの本を大量に購入しバイトが休みの時に勉強してスキルを磨きました。
そして筆者は努力の甲斐もあり、求人から応募し、Web制作会社にWebデザイナーとして就職する事ができました。
ほんとに数年前まで資格もスキルも頭脳も何も無い駄目な筆者でしたが強い信念を持つ事でWEBデザイナーと言う職種になれたんだと思っています。
自分なりのプロセスや努力の方法を確立することが大事
- 自分がどんな仕事をしたいか考える
- スキル、知識は財産になる
- 毎日継続させる事が重要
- 何事もメモをする癖をつけよう
- 時間は有限なんだよ
- 無理せず息抜きも大事
上記で紹介した6つの事柄を大事にしながらWebデザイナーになる為に努力してきました。
これはあくまで筆者に当てはまったプロセスだったので、強制ではありませんし、あなたにはあなたのやり方があると思います。
でも、何をどう努力したら良いか分からない人はぜひ参考にして下さい。
その上で自分なりのプロセス、努力の方法を確立していけば良いと思います。
これからWEBデザイナーを目指す方はどうしてWEBデザイナーになりたいと思っていますか?
ただ何となくと言う気持ちではWEBデザイナーになるのは難しいです。
絶対にWEBデザイナーになるんだ!と強い信念があれば必ずそれが行動にでるはずですし、そしてその気持ちが伝わる会社が現れるはず。